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2006年12月30日 (土)

パンに群がってみる



極東ブログ: ハイデガー「技術論」から考える新しいゲシュテル



私としては、ゲシュテルが国家を生み出すのだと考えてよいように思う。つまり近代国家を特徴付ける国民皆兵それ自体がゲシュテルの現れなのだろう。


 このゲシュテルは世界なかで各国家を対立的に生み出していく。だが、他方現在Google的な超国家の情報機構は本質的に国家を超える徴発(ゲシュテル)として現れている。これはいったい何なのだろう?



井戸端会議のように身内で情報交換したり,本の購入のように情報をお金で買ったりする機会が,今後ますます減ってくるとして.グーグル的な仕掛けがますます重みを増すとして.情報は,モノやお金や他の情報と「交換」するのではなく,グーグルのような機構を介して一方的に収穫するものになります.そして,情報を得た後,その情報は別の人が収穫できるように放置されます.放置された情報は収穫されるたびに拡散します.このため,「拡散の速度」で情報の魅力を計量できます.グーグルがおこなっているリンクに基づいた検索結果の順位付けや,デジタル証券システムによるコンテンツ流通も,拡散の速度を計量する工夫とみなすことができます.


価値は拡散=情報の移動により生じます.農地や工場のように地理的に限定された空間で価値が生じるのではありません.お金を介した交換のように,(情報の)移動のたびに清算されるのでもありません.このエントリのオチもありません.あ,せめて,「拡散」の過程が重大な役割を果たすと聞いて思い出した次の小説にリンクを.



ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

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