学力低下
蓮實重彦「私が大学について知っている二,三の事柄」からメモ
(明治二十年代の終わりから三十年代にかけて旧制高校ができていったとき)夏目漱石は「学力低落」という言葉を使っているわけです.
(昭和十年代)三木清とか西田幾太郎とか,哲学系の人たちが大学生の「知能低下」とうことをさかんに嘆くわけですね
日本の歴史の中で学力低落ということが一〇〇年来続けて話されてきた
日本の近代の歴史はそのような学力低下を次々に生み出すことで発展してきたということくらいはやはり知っていてもらいたい.
学力低下と発展に関する文言は,どうなのかなぁ.
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