どこでもドアで自分と握手
自分の前にどこでもドアを立てて「自分の後ろへ」と言ってあける.眼の前に自分が居る.その眼の前の人物と握手をしてみることにする.
体をドアに対して横向きにして,自分の右側に見えるドアの向こうに,相手=自分が見えるように立ってみる.そしてドアの向こうに居る相手=自分の左手に,自分の右手を伸ばす.そのまま左手をつかめば握手できる.相手の左手をつかんだ時,自分の左手が掴まれる.
興味があるのは,その「掴まれる左手」を自分の右手に対して差し出し返すことができるかどうか.試行錯誤をすこし繰り返せば,自分の横に居る相手と簡単に握手できるようになりそうな気がする.右手で左手を強引に掴むのではなく,眼の前で両手を組み合わせるのと同じ感覚で,どこでもドアの向こうに居る相手=自分と手を差し出しあって握手できるようになりそう.
どこでもドアがあれば,視野に自分の体が複数見えるようにできる.鏡と違うのは,反転しないことだけじゃなくて,触ることが出来る上に,触った瞬間に自分が触られること.
どのくらい身体感覚が変化するのか(それとも,しないのか),試してみたい.
« メモ:求人倍率の偏り | トップページ | ドア越しのキス »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント