人間ドック
に胃って,待合室のテレビで政権放送をずっと見ることに.一人当たりの持ち時間が短くて見ていて気の毒だった.現在日本が抱える懸案事項を,政治家に立候補するほどの人たちと私とでは共有できてないからだと思うけれども,「おぉ」と聞き入ることは見てた範囲では一度もなかったのが残念だった.あ,一度だけ.少子化対策として,出産費用を全額国が補助して,さらに,幼稚園,小学校,中学校と進学するにつれて一人当たり5万円の補助金を支給するという方針の持ち主がいた気がする.当然「財源はどうするのかな」と思ったら,先回りされて「財源は心配いりません,無駄を省けば捻出できます.」と言っていた.なんだ,心配ないんだ.良かった.
沢山ある必要な項目のうち何をどの程度「無駄」と割り切るか.何をどの程度優先させるか.優先されなかった人には「痛み」がありますけど,それはこういう戦略をとるから必要なんです.そんなアナウンスがもう少し聞きたい.
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