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2007年8月31日 (金)

インターネットは売り手と買い手をダイレクトにつないで「仲介人」を絶滅させるか



…そんなことはない,という説に一票.


Saffo: essays: Failure is the Best Medicine



Now a much more dangerous bit of conventional wisdom is on the loose. It is the notion that information technologies will bring about disintermediation (1)‹that is, networks and information systems will allow buyer and seller to interact directly, thereby eliminating intermediaries and radically shortening value chains.


There's only one problem with this theory. It's directly at odds with what is actually happening. Rather than eliminate intermediaries, information systems do quite the opposite.



「情報技術は「仲介」を無くすと広く信じられてたりする,すなわち,ネットワークと情報システムによって売り手と買い手が直接交渉できるようになって,仲介人は必要なくなり,劇的にvalue chainが短くなるというものだ.この手の話の唯一最大の問題は,実際に起こってることと正反対だということだ.仲介人は減るどころか増えている.」


実際に起こってることの例として挙げらているのは,航空チケット予約システム.



  1. 昔は客は航空会社にチケットを買いに行っていた.

  2. オンライン予約システムができた.同システムの端末を所有する旅行代理店が客と航空会社の間に入った.

  3. 競争に勝つためにマイレッジが導入される.マイレッジ管理プログラムを有するチケット購入経路が追加される.

  4. クレジット会社がチケット購入システムに参加.



The lesson of three decades of computer-enabled innovations in airline reservation systems is that information systems create new niches, and the first players to exploit these niches are likely to be the winners in the new order to follow. Even if the new order is transitory, the transitory advantages to being the innovator are vastly better than those of being the laggard.



「これらのことから学ぶべきことは,情報システムは新しい「ニッチ」を作り出し,このニッチを活用する者が新たな環境での勝者となるということ.その新たな環境が移ろい易いものであっても,そういったニッチを見つけた者は,後から追随してくる者よりはるかに有利な立場に居る.」


旅行代理店が間に入って,マイレッジ管理が挿入されて,クレジット会社が参加して.徐々に現金と旅券の実物の移動距離が減って,情報の通信量と処理量が増えている.



  • そういえば,銀行間のお金の交換にはSWIFTが.


SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)[スウィフト] - 野村證券



  • Webを介した情報のやりとりには,Googleが.


橘玲氏は,SWIFTが保有してる送金情報がテロ資金解明に利用されたと以前中央公論(昨年10月)に書いた.これと同じようなことがGoogleに起こることはあるかしらん.無いとしたら,それはなぜかしらん.


参考:グーグルの最大のリスク - 池田信夫 blog


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