2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« フラット革命 | トップページ | 計算幾何の教科書 »

2007年8月 4日 (土)

国際感覚に必要な情報の日本語による入手



随分昔,新聞とテレビだけでは国際的に通用する情報を獲得しきれないんだろうなと気付いたとき,見た目硬派な雑誌に情報収集の活路を見いだそうとして,でもなんだか失敗続きだった.例えば,週間金曜日の創刊にあわせて年間定期購読をして,届いた最初の記事が自動車は憲法違反という内容の記事だったと記憶する.その後も腰が引ける記事が続いて購読をやめた.最近では,クーリエ・ジャポンという雑誌を創刊にあわせて年間定期購読をして,やっぱり1年で止めた.編集者とか出版社を観て編集方針を想像するスキルを残念ながら私は持ち合わせていない.欲しいのは,日本語で読めて信頼のおける,国際関係のリアルタイムな情報を入手できる情報源だった.このページを読んでから,フォーサイトに目を通すようになった.残念ながら,私のレベルはこの程度.とほほ.


なぜ今更嘆くかというと,この程度のレベルだと,色々なことを知らないことで,知ってたら協力しないようなことに協力してしまいかねないからで,そのような記事を今続けて読んだから.


溜池通信トップページ



〇もう1冊。『日中戦争下の日本』(井上寿一:講談社選書メチエ)。日本近代史の俊秀による、1930年代論の決定版。日本は軍部の力で戦争に迷い込んだのではなく、国民の意思によって対中戦争を始めたのであった、という。



●国民の戦争協力は、国家が強制したのではなく、まちがいなく自発的なものだった。(中略)それでも日中戦争下の国民が、一方的な被害者意識を持つことはなかった。労働者は資本家に対して、農民は地主に対して、女性は男性に対して、子どもは大人に対して、それぞれが戦争をとおして自立性を獲得することに賭け金を置いたからである。国民は被害者である前に、ましてや加害者意識を持つこともなく、戦争に協力することで、政治的、経済的、社会的地位の上昇を目指した。(P9)




上のような話は,これまでも随所で目にしてきたし,そのたびに自分の「国際感覚」の乏しさを自覚してきたもので.


日経社説 悲惨なダルフールをPKOで救いたい - finalventの日記



日本がすべきことは中国への働きかけであるべきだった。中国に対して国際的な人道問題を利害抜きに真剣に訴えるべきだった。それを日本はしなかった。日本はこの数年の間国家としては実はしらっと黙り込むことで人道に対する犯罪に近いことをやってのけ、そしてやりつづけている。



ダルフールについては,間違いなく正確にfinalvent氏のブログが私にとっての入り口だった.それ以来幾つかの英字新聞のサイトを不定期で確認するようになった.日本語のテレビと新聞への(私の内部での)信頼度がさらに落ちた瞬間である.あまり良いことではない.


« フラット革命 | トップページ | 計算幾何の教科書 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 国際感覚に必要な情報の日本語による入手:

« フラット革命 | トップページ | 計算幾何の教科書 »