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2007年8月 3日 (金)

フラット革命



フラット革命 - 池田信夫 blog



これまで国家のになってきた「公共性」を自律分散的なシステムによって再建する必要があるとのべているが、その見通しが立たないことも認めている。



情報を集約せずに最適化をおこなう.例えば分散型のカルマンフィルタを思い出す.通常のカルマンフィルタは中央のサーバが



  1. モデルを更新して現状を予測

  2. 計測値の収集

  3. 予測値と計測値の差に基づくモデルの修正


を繰り返す.一方分散型カルマンフィルタは分散配置した各末端が全体に関するモデルを持っていて,次の手続きを繰り返す:



  1. モデルを更新して全体の現状を予測

  2. 自分の周辺を計測

  3. 予測値と計測値の差の情報をブロードキャスト

  4. 自分以外の末端から受け取った情報に基づいてモデルの修正


この文脈で「公共性」は,(1)社会に関するモデルを自分で保持して,(2)生活の中でモデルと現実との差を自覚して,(3)その差に基づいてモデルを修正するとともに,(4)その差を公開する,といったところか.次の事に気付く.



  1. 保持する社会モデルが実像と著しく乖離しているとき,差の計測やモデルの修正が困難になる

  2. モデルとの差が現れないように生活の仕方を自ら限定するとき,モデルは更新されなくなって,モデルと現実とが乖離していく

  3. モデルとの差が現れたときに,モデルではなく計測結果を信じない態度をとると,モデルと現実とが乖離していく

  4. モデルとの差が現れたときに,現実をモデルに合わせて改変しようとすると,他の末端が保持するモデルと社会とが乖離する.

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