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2008年4月 8日 (火)

有害情報のフィルタリング



苦渋の“選択”「携帯フィルタリング」:ITpro


育児では、離乳食で少しずついろいろな食材を混ぜていくような工夫をして、乳児を一人前の雑食に仕立てる。卵とか色々、純度の高いものを突然与えたりしないよう、工夫する。離乳食を始めると、子供の体表には、赤い発疹が良くできる。免疫系が反応してるのではないかと想像する。


免疫系の特質に依存して、その対象がその人にとって「有害」か否かが変わる。免疫系は、異物の摂取により更新される。異物が極端に多量に摂取されると、系の動作が平衡しなくなる。


人はネットからのみ情報を摂取するわけではない。情報に関する乳児に対して、純度の高い情報を与えるのは避けた方が良い。このことは間違いないのではないか。情報に関して離乳させるには、純度の高いネット経由の情報を控えて、実世界から感覚器を通じて情報を摂取させるのが良いのではないか。


いろいろな情報を摂取できる耐性を獲得してから、ネットを利用する時間とか深さを拡大していく。そういうふうに周囲が「離乳」のケアをする。


ネットで情報のフィルタリングをすると、フィルタリングされていることを前提に、無防備に情報乳児をネットに晒す保護者(というか保護が必要であることを知らない親)が出てくるのではないかしらん。屋外に出るときもネットに触れるときも、それなりの防備というか抗体は持っていないといけないのに。


記事中の



総務省は,「有害情報を検知するツールの無償提供などの支援はあり得る」(内藤課長補佐)



情報が有害となるかどうかは情報を摂取した人物に大きく依存するし、現状の画像認識技術では、ワイセツな画像を自動検知するツールすら実現は容易ではなかろうと思う。


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