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2008年5月

2008年5月31日 (土)

Training Support Vector Machines: an Application to Face Detection



Training Support Vector Machines: an Application to Face Detection - Osuna, Freund, Girosi (ResearchIndex)


SVMで顔とそれ以外の画像を区別する識別器を構成。学習データの数が多い時、2次計画問題の規模も大きくなる。この規模を小さくするために、support vectorの数がデータ数にくらべると小さいことを利用して、全体を2分割して、そのうちの一方で2次計画問題を解き、support vectorに選ばれなかったデータを学習に用いてなかったデータと交換する手法を提案。学習前に背景のマスキング、明暗の正規化、ヒストグラムの正規化をおこなう。姿勢ごとに学習の必要あり。


2008年5月30日 (金)

その後



ひとがいなくなって


Life After People - The History Channel


せいぶつがいなくなって


Mars As Art


それでも美しいのはどうしたことか。


電線



@nifty:デイリーポータルZ:望遠レンズで電柱を撮るとすごい


これ、耐震の観点からどうなんだろう、と思う。雪国では電線に着雪して管理が大変だけれども、それでも、地下に少しずつ埋めていくって話は聞かない。もう埋める場所がないのかしらん。


無線化するためにマイクロ波で衛星から電源供給、と大真面目な顔で言ってた先生もいたけれども、ちょっと怖い。


Fast Parametric Elastic Image Registration



IEEE Xplore - Login


B-splineで変形して二乗誤差を最小にするように位置合わせ。ずいぶん誤植の多い論文。査読者は何をしてたのだろう。式(1)(6)のg(i)はおかしい。


B-splineのような滑らかな変形場だけではなく、剪断をゆるすようなregistrationはできないものだろうか。


2008年5月28日 (水)

Robust Estimation of Ultrasound Pulses Using Outlier-Resistant De-Noising



IEEE Xplore - Login


超音波画像をwavelet基底に射影し、logをとって撮影の際に打ったパルスの成分と反射特製分布とに分離する手法。平均0のGaussian white noiseのフーリエ級数のパワーはRayleigh distribution。その対数の分布は、Gaussian分布で近似できる。その分布の分散は元のwhite noiseの分散に依存せず一定で、ただし平均がwhite noiseの分散に依存して変化する。


野口英世賞


2008年5月26日 (月)

防犯カメラ



失踪翌日までに殺害? 江東の23歳女性行方不明 (1/2ページ) - MSN産経ニュース


酷い事件だ。せめて犯人が見つかって良かったと思う。防犯カメラは犯行を防げなかった。けれども、犯人がマンション内部にいることを示唆する上で大きな役割を果たした模様。プライバシー以前の安全確保のために、多数のカメラと付き合う方法が必要ではないかと。そういえば、次の本。



The Transparent Society: Will Technology Force Us to Choose Between Privacy and Freedom

The Transparent Society: Will Technology Force Us to Choose Between Privacy and Freedom



  • 作者: David Brin

  • 出版社/メーカー: Basic Books

  • 発売日: 1999/06/01

  • メディア: ペーパーバック




包丁を研いだ



1000番の砥石で普通に。いいかげんに研いでも、研いだ直後は切れるようになっている。うまく研げたかどうかは、その切れ味が持続するかどうかで判断する。最近うまくなってきた。砥石と立ち位置を最初に適切に決めるのがコツではないかと。


AmazonでDURALEXのコップを買ったら



6個入りのうち、一つにヒビ、一つは口の形が歪んでいた。交換手続きをとって送られてきたものをみたら、6個のうち一つが欠けていた。先日椅子を購入したときには、ガタがあった。B級な商品と出会う確率が高すぎる。構造的に混入しやすい(というかB級をrejectしにくい)のだろうか。不思議だ。


通販で買うと交換するのが億劫になって、B級混入率が同じ場合には通販のほうが交換依頼率が低かったりするのかしらん。昨今では、交換せずにオークションにかけて売り払うのかもしれないけれども。


Phoenix 火星軟着陸



すごい技術だなぁと素直に思う。あんな華奢そうに見えるメカニクスをどうやって衝撃から守るのだろう。折りたたみ方にスマートな仕掛けがあるのだろうか。


NASA - Phoenix


画像が公開されている。稀少性は可視光による画像にはなくて、成分の分析結果とか、別のモダリティに付されている模様。


たかがブログのはずなのに



えーっと。


おい、人間としてのプライドはないのか? - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 


立腹するのは、ごもっともだけれども、「人間としてのプライド」を問うのは、ちょっと怒りすぎか。


http://www.fct.co.jp/announce/diary/ono-o/ - 2008年5月24日 12:30 - ウェブ魚拓


記事を読み上げることを生業としているアナウンサーは、個別の事案を自分で取材するわけじゃないと思うけど、違うのだろうか。アナウンサーが情報を媒介する「だけ」の人で、世界から面白い事柄を抽出する役割は担っていないとすると、そういう人が「テレビの人=知的に面白い情報を頻繁に伝えてくれる人」の期待に応える文章を週1回書くのは、大変だったろうと思う。小文連載をアナウンサー業の人に割り振った、福島中央テレビのミスキャストだ。


ミスキャストしたことを見ると、福島中央テレビが自社にとっての正式なメディアとしてウェブを捉えていなったことは自明だ。世間へのお付き合いとして副業でウェブページを公開していた、ということだと思う。その副業ページに書いた、正業とは関係無い小文が元で、当該アナウンサーは正業の番組を降板させられた。ニュース番組などでデマを流布したわけでもないのに。アナウンサーのリテラシーと会社にとってのウェブの位置づけを学ぶにしては、随分高い授業料だと思う。


普段の会話で「週刊誌で見たけども」とか「新聞で見たけれども」とかの枕の言葉で、自分がこれから話す内容の信憑性を伝えることは普通のことで、「ウェブで見たけども」と伝えれば、「玉石混合のうち玉か石かの判断はお任せします」と保留している意思表示になる。玉か石か不明でも気にしないで多くの人が多くのウェブを見るのは、ウェブの情報が玉でも石でも、自分に切実には関係しない場合が圧倒的に多いからだろうと思う。


崩壊する「日本ブランド」 - 池田信夫 blog



しかしソーシャル・キャピタルと社会の多様性にはトレードオフがあって、イタリアのように南北で分断されている国や、アメリカのような多民族国家では、無条件の信頼は成立しないので、「ワンさん」のように事前にチェックしてがっちり契約を結ばないと危ない。



ウェブの情報は信頼できる、というsocial capitalを形成できなかったことが問われているのだと思うけれども、なんというか、エライ話になってしまうなぁ、と思う。「たかがブログ」のはずなのに。ぐっちー氏のページの一件については、池田氏のコメントにあるとおり



むしろ奇怪なのは、こんなすぐばれる嘘をブログで公然と書く**がいるのか、ということです。



まったく奇奇怪怪だと思う。こういう奇怪な事柄に出くわしたときに、その事柄がリアルな社会に損害を与えない限りは、ネットから抹殺するのではなく、当該ブログのネット上での「信頼度」を大きく下げつつも、穏やかに延命させるような方法はないかしらん、と思う。ブログは単なる余技なのだから、ブログというメディアの身の丈にあった穏やかな対処方法があっても良いと思う。玉石混合な文章を書いてたブログが、石を除去しながら玉の割合を高くしていく。そういうゆとりがあっても良いと思う。


2008年5月23日 (金)

今の時期のアスパラ



は旨い。あと原っぱに沢山のテントウムシ。


Single Pixel Camera



Compressive Imaging Camera


MPEGなどでは、頻出するパターンに短いコードを割り振ることで圧縮。画像をencodeするときに工夫する。こちらは、元画像全体から適当な特徴を計算しておいて、その特徴を説明する(できるだけ少ない数の)パターンを推定する。画像をdecodeするときに工夫する。


図のアーキテクチャが語るように、一度レンズを通して「全体」を計測して、そのうち適当な部分を選択して足し合わせてsingle-pixelで受光して送信する。少数の送信内容を受信した側が、L^1ノルム最小化で復号する。特徴量が局所的な量ではなく、全体に分散配置した部分からの寄せ集めで定まる量であることが新鮮だけれども、応用先を限定もしている。digital mirror arrayのように、「全体」でシンクロナイズして動作する仕掛けが必要であり、この仕掛けの工夫が実応用の際の鍵のひとつとなると思われ。


2008年5月21日 (水)

サンプリング定理が誤っているわけではない。



「全体」から得られる少数の特徴量から、「全体」を復元する。復元を、できるだけ少ない基底でおこなう。



  • 「全体」を計測しないといけない

  • 全体から「特徴量」を求めないといけない。


アドホックなセンサネットワークに適用すると通信量は減らせそうだけれども、もうちょっと気の利いた応用はないものか。


Wavelet analysis of dynamic PET data: application to the parametric imaging of benzodiazepine receptor concentration



Wavelet analysis of dynamic PET data: application ...[Neuroimage. 2000] - PubMed Result


PETで撮影した脳の時系列に基づいて受容体密度など生体に関わるパラメータを推定する際に、de-noisingすることでどの程度パラメータの推定精度が上がるかを検証。de-noisingは、空間方向にはおこなわず、時間方向についてのみ wavelet shrinkageを用いておこなっている。


時系列データの取得に3回薬剤を投与するなど、実験のprotocolがデラックス。


2008年5月20日 (火)

Compressed sensingのポータル


Improving support vector machine classifiers by modifying kernel functions



Improving support vector machine classifiers by mo...[Neural Netw. 1999] - PubMed Result


kernel SVMにおいて、境界付近のマージンを稼ぐために、境界付近においてのみカーネル関数のパラメータ(例えばガウスカーネルのスケールパラメータ)を自動的に変更する。


一回均一なパラメータでSVMを動かして境界を定めると、境界付近のデータをSupport Vectorとして抽出できる。そのSupport Vector付近でカーネル関数のパラメータを変更し、マージンを稼ぐ。特徴空間における距離をデータ空間で測るための工夫と、パラメータの修正量の目処のつけ方の指針が書かれている。


2008年5月19日 (月)

出版の勧誘メールが



来た。聞いたことのない出版社で、所在地はオーストリア。「380ユーロ払えば」、聞いたことのない出版社が出す本の1章を担当させていただける模様。ありがたや、ありがたや。



The publishing fee per chapter is 380 Euro. Corresponding author will receive one exemplar of the book free of charge.


NEXT STEPS:


1. Please inform me about your decision whether you are willing to contribute


2. Submit tentative title and chapter abstract (app. one A4 page)


DEADLINE: June 09th, 2008


Further details and important dates you can find at


http://books.(ry



出す出す鷺かしらん。おそろしや、おそろしや。


2008年5月18日 (日)

福島県立大野病院事件



メモ


天漢日乗: 福島県立大野病院事件最終弁論@5/15 (しばらくこの記事をトップに表示します)



最終弁論の総括部分を引用する。




このような事態が生じたのは、検察官が公訴事実において、我が国の臨床医学の実践における医療水準に反する注意義務を医師である被告人に課したからに他ならない




小中学生に携帯電話を持たせない



【主張】子供の携帯依存 顔見える友人関係大切に - MSN産経ニュース



小5で19%、中2では43%が携帯電話を持っていた。



夜8時とか9時とかに仕事から帰る途中、塾帰りの小中学生を普通に見かける。数年前までは驚いてたけれども、残念ながら見慣れてしまった。彼ら・彼女らには親との連絡手段として携帯電話は必需品だろうと想像する。



「深夜でもメールのやりとりをする」という子供は中2で51%、小5でも11%いた。1日の携帯メールの送受信が「51通以上」と多い子も中2で16%いた。



深夜まで起きてることのほうが気になる。彼ら・彼女らから携帯を取り上げると、何をし始めるんだろう。早寝するようになるのかしらん。


少なくない子供たちは学校で屈託をもって過ごしている。


そういう子たちは、ふた昔前まで学校以外のコミュニティに逃避先を探していたのだと思うし、ひと昔前まではその逃避先にwebとかメールとか掲示板とかが機能できたんだろうと思うけど、今はどうなんだろう。ネットを介して家の中にまで学校の屈託が入り込み始めてるってな状況でなければ良いけれども。


webではなくメールが主な使われ方だとすると、携帯はコミュニケーション先を解放するツールではなく、学校のコミュニケーションのあり方を強化するツールになっているかもしれない。強化の仕方にも色々ありうるわけだけれども。…例えば試験前の携帯の使われ方を想像すると、携帯で互いに質問と回答をしあって試験勉強の効率を上げる子たちと、お互いに試験勉強をして「いない」ことを確認しあう子たちの、少なくとも二種類がありうる気がする。



驚くのは「会ったことがないメールだけの友達が5人以上いる」と答えた子供が中2で12%いたことだ。



これは、正負の面を足し合わせると、むしろ朗報に属する話かもしれない。未知の人たちとのゆるやかな連帯感のようなものを携帯を介して構築してる子たちが少なからず居るのかもしれない。学校で会って話す友達とのみ携帯でもやりとりする事態(家でも学校の友達とコミュニケートしなければならない事態)は、メディアの潜在能力を活かしきれていないという意味でヘボいし、学校が家に流入しているという意味で、うざかろう。


子供を保護しつつ、お手伝いとか労働とか、そういったもので社会性を学ばせる仕掛けがネットに欠落してるのは間違いないところではないかと思う。そして、そういう仕掛けの構築と実践には知恵と人手が必要なはずだと思う。


携帯を子供から取り上げたり「フィルタリング」のような自動処理に任せたりする発想は、ネットの引き起こした事態に向き合わず、子供とも向き合わない、知的に怠慢な態度かもしれない。



顔見える友人関係大切に



と、昨今の状況が子供の世界で閉じた話であるかのように振舞うことで、学校の屈託の強化に手を貸している可能性はゼロではない。でも、子供の保護が必要であるという問題設定には一票を投じたい。


2008年5月17日 (土)

みにくいアヒルの子の定理



の英語文献について、幾人かの先生に昨日尋ねたけれども、もひとつ埒があかなかった。いまWikipediaをみたら(ここ)、こんな本が(ここ)。わたしは未読。


寺田寅彦の系譜の人とは今の今まで知らなかった。パターンの生成だけではなく、認識の話にも足跡が残ってたんだなぁ。



2つの与件を区別する有限個の述語が与えられたとき、その2つの与件に共通する述語の数は与件の選び方によらず一定であることから、すべての事物は同等の類似性を有することを証明した「みにくいアヒルの子の定理(Theorem of the ugly duckling)」は、述語の重要性を決定するのは人間の価値体系であることを示した点で重要である。



Particle Systems for Efficient and Accurate High-Order Finite Element Visualization



Particle Systems for Efficient and Accurate High-Order Finite Element Visualization


level setで表現された曲面上に、パーティクルを生成。曲率の高い領域で密に、全体としてまんべんなく、なおかつreference spaceで操作することで実曲面上のパーティクルを操作できる。最後の話は、reference->realの変換の逆変換を避けるため。


2008年5月16日 (金)

1960年代後半のシリコンバレーの熱気



の話を皮切りに始まった、鈴木幸一氏の講演を聞く。優秀な学生がシリコンバレーに集まった背景の一面、ベトナム反戦と良心的徴兵拒否と軍の予算の使われ方とか。Counter cultureとして、アナーキーに、既成の体制を壊して新しいものを作るんだという意思がインターネットのテクノロジーを生み出したのだ、とか。そういう歴史的背景を知らずに、本当の意味での、いわゆる「IT化」などできない、とか。ここに全文を記すのは適切ではないような、アジテーションとまではいかないまでも、刺激的な内容の講演だった。いくつか、メモ。



法で禁じられているから行わない、という発想では世の中は変えることができない(「検索」を許す法などないのに、検索は使われているし、世の中が変わったではないか)。




人と人とのコミュニケーションが煩わしいということを知らないうちにバーチャルな世界での情報交換にハマル人が居ることがとても怖い。例えば子供のブログなど、禁じても良いのではないか。




Winnyのような、すごいツールで、なおかつ悪用もされうるようなツールを作った時に、それを社会に流布するにはそれなりの手続きが必要で、米国はそういう手続きの必要性を文化として共有しているけれども、日本にはそれがない。



その他、知財をめぐる不自由や、ポルノをめぐる中国―日本―米国間のパケット量の話や、国に取り込まれたがる困った人たちの話や、通信と金融工学という「インフラ」の話とか、いろいろ。面白かった。


滑稽だったのは、その講演に直後に学会の人のスピーチが学会参加人数の年ごとの減少をなげいたあとで、「産学連携」の重要性と「産業と知財」の重要性を説いて、ガンバローという挨拶をしていたことであった。


2008年5月15日 (木)

パワーポイント2007に入れ替えたら外部ディスプレイに表示できなくなって慌てるの巻き



そんなときは、



  • デュアルディスプレイにして

  • パワーポイントのスライドショーをサブモニタに表示するように設定する


と、とりあえず表示できる場合多し。


発表前にディスプレイのチェックはしておかないと。OHPを使って学会発表してたころには発生しなかったトラブルだなぁ。そういえば、数学畑の学会では、今でもOHPとか黒板が普通に使われているとのことですが。


Entropy-Based Particle Systems for Shape Correspondence



Entropy-Based Particle Systems for Shape Correspondence


形状の似通った二つの曲面上に、点群を配置する。点群は(1)各曲面上にできるだけ満遍なく、なおかつ(2)各点に対応する点が他方の曲面上に見つかるように、互いに似通った配置にしたい。(1)の尺度には各曲面上における点の配置のエントロピーを用いて、(2)の尺度には両方の曲面をあわせて考えた点の配置のエントロピーを用いる。双方のエントロピーの和を最小化する点の配置を求める。


MRIから抽出した脳形状の対応付けなどに利用。応用範囲は広そう。


2008年5月13日 (火)

園芸農家のうち若くて実力もあって



収益をあげている人が、その収益でガラスハウスの規模を拡大して生産量を増やしたところ、作った草花を受け入れてくれる近場の市場のキャパシティを越えてしまって、遠方まで出荷しないと草花をさばききれなくなって、ところが遠方に出荷すると輸送費がかかってその分商品が割高になって売れなくなって、結果、規模拡大により収益が減ずることに。


輸送費込みで割高になっても売れるような付加価値の高いものを作らないと広い市場でシェアを獲得できないという具体例を間近に見た。


絶対的な食料不足は存在してない



そうなんだ。知らなかった。



食糧価格を引き下げる最善の政策は、この異常な農業補助金を廃止することだ。農業土木などの関連支出まで含めると、日本の農業補助の規模は毎年12兆円。これをやめるだけで「食糧支援」の1000倍以上の効果があり、しかも財政赤字を大幅に減らすことができる。



なるほど。日本の農業所得の55%の補助金をやめて、食料価格が下がって、給料の実質的な価値があがって、農業の人たちのうち補助金が無いと食っていけない人が農業を辞めて都心に出たり人口が移動して、都心部の人手不足が解消に向かって、農村の税収が減っって、そういう地域の社会基盤の維持が難しくなって。国の人口が減りつつあって、なおかつ、都心部に人を集中させたほうが国全体としては良さそうで、ってことは地域による人口の粗密の差や年齢差が大きくなりそうで。農家にも創意・工夫・意欲のある若手はもちろん存在していて、そういう人は高付加価値の作物をとっくに作り始めているけれども。結局どう変化して、どうなっていくんだろう。分からない。


経済に暗いと、例えば農業補助金の廃止の作用の短期的メリット(長期にわたって持続するのかもしれないけれども)は想像がつくけれども、中期的な副作用の大きさの評価ができない。農業補助金とかの政策の、メリットだけを唱える人とデメリットだけを唱える人の二種類しか居ないならば、何も事態は動かないに違いない。


特徴点の数を減らす工夫



Face reconstruction from a small number of featur points


あらかじめ顔形状の変形ベクトル場の固有空間を計算しておく。次に、少数の特徴点の移動量を画像から計測する。計測された特徴点の移動量を説明できるような変形ベクトル場を最小二乗法で求める。


いたってシンプルな方法。その少数の特徴点としてどの点を選択するかの尺度は示されていない。3次元のCGモデルがあれば、表情による顔の形状変化や照明変化の固有空間を求める助けになる。


2008年5月12日 (月)

Wavelet Shrinkage



Asymptotic Minimaxity of Wavelet Shrinkage for Sampled Data


画像の雑音がGaussian whiteノイズの場合の雑音除去。 waveletの係数の絶対値を、一律δだけ減ずる。ただし、減じた結果がゼロより小さくなるなら、ゼロに据え置く。soft-thresholdingと呼ばれている模様。PETの時系列画像の解析や、超音波診断画像のS/N比向上などに幅広く利用されている。


waveletには、普通のDaubechies waveletsを利用する場合が多い。正規直交基底で扱いがシンプルにできるのと、vanishing momentsを大きく確保できるのが理由。後者のモーメントの話がどのくらい意味があるのか(単なる数学的な修飾ではないのか)は要確認。


Daubechies waveletsの実装方法の直裁な説明が書かれた文献が意外と少ない。webだと下記のページが便利。


http://documents.wolfram.com/applications/wavelet/FundamentalsofWavelets/1.4.3.html


2008年5月11日 (日)

Compressed Sensing



例えば。


Robust face recognition via sparse representation



within our proposed framework, the theory of compressed sensing implies that the precise choise of feature space is no longer critical.



十分なサンプルを記憶しておくとき、新たに観測した対象を表すのに必要なサンプルは、記憶しておいたサンプルのうちのごく一部である、ということを積極的に活用。正則化最小二乗法のlasso(パターン認識と機械学習(上)p.143)がミソ。


同様の発想の応用範囲は広そう。画像からの特徴抽出の役割が無くなることはないと思うけれども、その位置付けについては再検討が必要なのではないか。


2008年5月 9日 (金)

幼稚園の夏祭りが今年から無くなった



毎年開催されていた幼稚園のイベント、夏祭りが今年から中止に。近所からの騒音の苦情が理由とのこと。夏の夕方の1日、園児と親の立てる喧騒が確かにうるさかったとしても、そのことを苦情として幼稚園に申し立てる人も人だし、そういう苦情をうけて直ぐに夏祭りを中止する幼稚園も幼稚園だ。


夏祭りなどの、幼稚園のスケールメリットを活かしたイベントは、園児にとって有意義だと思うんだけどな。中止する前に親に相談してほしかったな。


文科系の教養かぁ



少しずつ本は読んでるんだけど、なかなか。


粘着質vsあっさり?



「ボクに気づいて」とか「俺を認めろ」とかの自分の中の粘着質な部分を抑えることが、ブログに参加するマナーというか心得なのではないかと。


2008年5月 6日 (火)

黒澤明監督の



「野良犬」をBSで見た。見るたびに面白い。1949年の映画とのこと。当時この映画を見た人はこの映画に描かれた風俗をどの程度身近に感じたのだろう。そういえば、1949年はベビーブームの年でもある。


70前後の父とか母とか



と話したり、退職後に選んだ今の仕事をいつまで続けるかといった話をしたりすると、それなりに重い気分になる。そんなときに幼稚園児である自分の子供と無邪気に話すと、その重い気分が一種の動顛であったことに気づいて冷静になって、活力も湧いてくる。生まれてくる元気な子供こそが国力なのだなぁと実感する。


退職後の仕事



に園芸農業を選んだ父は馬車馬のように働いて、10年たって少しずつ収益が上がるようになって、そのころには自分が農業を続ける体力がなくなっていることに気付くのであった。同じ境遇の仕事仲間が少しずつ園芸農業を続けることをギブアップしはじめて、その後継者を探し始めている。団塊の世代の人たちに、第二の人生に農業を志す人が多いそうだけれども、農業の後継者を探す人たちは団塊の世代ではなく、20代とか30代とかの若手に後を継いでほしいと真剣に考えている。そうしないと、その界隈のコミュニティが維持できないことに気づいているのであった。


退職後に農業を始めて重労働に耐えきれなくて、2・3年でやめる人が大勢出てきたら、きちんと「近頃の60代の連中は根性がない」とイヤミのひとつも言おうかなと手ぐすねを引くのは意地が悪すぎるかもしれない。団塊の世代の人を農業に誘致している村が複数みかけるけれども、若手ではなく60代を農業に誘うその魂胆がどこにあるのかを疑うのも意地悪すぎるかもしれない。


山笑う



天気に恵まれました。いい時期に連休があります。いまの時期の山は美しい。「笑う」という語感よりも、モクモクと湧きあがる何かを感じるのですが。


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今年も隣の竹やぶから敷地に生えてきた竹の子を倒す作業を父の代わりに。都合20本ほど。今年は気温が高いのか、例年よりも竹の子の成長が早い。そういえばアオスジアゲハは夏の蝶ではなかったか。


竹の子は途中で折っても、根からくさるので、あまり折る場所を気にせずに足とツルハシで倒していく。過去に倒し損ねた竹の子が竹になってしまっていて、それは足やツルハシではどうにもならず、のこぎりで切ることに。竹取の翁は鉈で竹を切っていたように思うが、あんなにスパッと生竹を切る鉈は、凶器そのものである。凶器といえば、今年は鎌を研いだ。藪をひとはらいするだけで、スパッと雑草が切れるように鋭利になった。


2008年5月 1日 (木)

学生の就職



研究室の修士学生が次々と内々定をもらってくる。一昨年くらいから随分就職環境が良くなっていて、今年は、昨年よりさらに良い感じ。こういうとき親は我が子に「いまのうちに」就職しておけと進学に反対する傾向が強くなる。日本の持続的成長を学生の親は信じていない。


インフレは日本にとっていいことだ――フィナンシャル・タイムズ社説(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース


極東ブログ: 祝日本インフレ、日本賛江、フィナンシャルタイムズより


no title



歴史を長期で見れば、日本は20世紀末から21世紀初頭に自国の経済低迷を脱するために中国を使い捨てにした、と悪のほうに分類されるかもしれない。



来年の今頃は情勢が随分と変わっているのかしらん。悪のほうに分類されて、中国の何事かの責任を理不尽にも負わされたりして、国内が荒んだりするのを見るのは嫌だな。


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