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2008年5月26日 (月)

たかがブログのはずなのに



えーっと。


おい、人間としてのプライドはないのか? - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 


立腹するのは、ごもっともだけれども、「人間としてのプライド」を問うのは、ちょっと怒りすぎか。


http://www.fct.co.jp/announce/diary/ono-o/ - 2008年5月24日 12:30 - ウェブ魚拓


記事を読み上げることを生業としているアナウンサーは、個別の事案を自分で取材するわけじゃないと思うけど、違うのだろうか。アナウンサーが情報を媒介する「だけ」の人で、世界から面白い事柄を抽出する役割は担っていないとすると、そういう人が「テレビの人=知的に面白い情報を頻繁に伝えてくれる人」の期待に応える文章を週1回書くのは、大変だったろうと思う。小文連載をアナウンサー業の人に割り振った、福島中央テレビのミスキャストだ。


ミスキャストしたことを見ると、福島中央テレビが自社にとっての正式なメディアとしてウェブを捉えていなったことは自明だ。世間へのお付き合いとして副業でウェブページを公開していた、ということだと思う。その副業ページに書いた、正業とは関係無い小文が元で、当該アナウンサーは正業の番組を降板させられた。ニュース番組などでデマを流布したわけでもないのに。アナウンサーのリテラシーと会社にとってのウェブの位置づけを学ぶにしては、随分高い授業料だと思う。


普段の会話で「週刊誌で見たけども」とか「新聞で見たけれども」とかの枕の言葉で、自分がこれから話す内容の信憑性を伝えることは普通のことで、「ウェブで見たけども」と伝えれば、「玉石混合のうち玉か石かの判断はお任せします」と保留している意思表示になる。玉か石か不明でも気にしないで多くの人が多くのウェブを見るのは、ウェブの情報が玉でも石でも、自分に切実には関係しない場合が圧倒的に多いからだろうと思う。


崩壊する「日本ブランド」 - 池田信夫 blog



しかしソーシャル・キャピタルと社会の多様性にはトレードオフがあって、イタリアのように南北で分断されている国や、アメリカのような多民族国家では、無条件の信頼は成立しないので、「ワンさん」のように事前にチェックしてがっちり契約を結ばないと危ない。



ウェブの情報は信頼できる、というsocial capitalを形成できなかったことが問われているのだと思うけれども、なんというか、エライ話になってしまうなぁ、と思う。「たかがブログ」のはずなのに。ぐっちー氏のページの一件については、池田氏のコメントにあるとおり



むしろ奇怪なのは、こんなすぐばれる嘘をブログで公然と書く**がいるのか、ということです。



まったく奇奇怪怪だと思う。こういう奇怪な事柄に出くわしたときに、その事柄がリアルな社会に損害を与えない限りは、ネットから抹殺するのではなく、当該ブログのネット上での「信頼度」を大きく下げつつも、穏やかに延命させるような方法はないかしらん、と思う。ブログは単なる余技なのだから、ブログというメディアの身の丈にあった穏やかな対処方法があっても良いと思う。玉石混合な文章を書いてたブログが、石を除去しながら玉の割合を高くしていく。そういうゆとりがあっても良いと思う。


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