Single Pixel Camera
MPEGなどでは、頻出するパターンに短いコードを割り振ることで圧縮。画像をencodeするときに工夫する。こちらは、元画像全体から適当な特徴を計算しておいて、その特徴を説明する(できるだけ少ない数の)パターンを推定する。画像をdecodeするときに工夫する。
図のアーキテクチャが語るように、一度レンズを通して「全体」を計測して、そのうち適当な部分を選択して足し合わせてsingle-pixelで受光して送信する。少数の送信内容を受信した側が、L^1ノルム最小化で復号する。特徴量が局所的な量ではなく、全体に分散配置した部分からの寄せ集めで定まる量であることが新鮮だけれども、応用先を限定もしている。digital mirror arrayのように、「全体」でシンクロナイズして動作する仕掛けが必要であり、この仕掛けの工夫が実応用の際の鍵のひとつとなると思われ。
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