ヘレネ
ゼウスとレダの娘、スパルタの王妃で、トロイアのヘレネとして知られている。(中略)ヘレネは、女神にまごう才覚と輝くばかりの肌、白鳥の優しい逞しさと母親譲りの大きな青い目をもっていた。ヘレネの美しさは比類なかった。(出展:ギリシア神話小事典)
彼女は、人間界で最も美しい女性で、トロイア戦争のきっかけに。
- 「黄金のりんご」のために、アプロディテはパリスにヘレネを与えることを約束する。
- パリスがアプロディテに黄金のりんごを与える。
- アプロディテはヘレネの夢にあらわれて「愛の奥義」を伝授する
- パリスがヘレネをスパルタからトロイアに連れ去る
- トロイア戦争になる
黄金のりんごには、「もっとも美しき者へ」と書かれていて、女神3人が奪い合ったもの。その言葉を書いたのは軍神アレスの醜い妹エリスで、自分がペレウスとテティスの結婚式に呼ばれなかった復習をするためであった。おそろしやおそろしや。
そういえば、映画バンデットQに一瞬でてくるあの女性はヘレネであったろうか。
「ギリシア神話小事典」は、ギリシア神話の登場人物ひとりあたり、だいたい1ページずつぐらいの解説がついてるけれども、ナウシカについては4ページ近い解説がついている。このことを、宮崎駿が「著者のバーナード・エヴスリンもナウシカが気に入っていたのだろう」という趣旨の発言をしていた記憶が。
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