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2008年7月11日 (金)

電話

学会の地方大会の幹事の仕事は沢山あって、メインの仕事の一つは「広告」を募ること。地方大会実施に必要な資金は参加者から集める参加費と広告費用をあてにする。地方大会とはいえ規模は大きくて投稿件数は毎年500件を超えるのだけれども、参加費を安く抑えていることもあって、広告を沢山募らないと黒字運営ができない。

学会の地方大会に地元の企業が50前後広告を出してくれるのは、東海地区が好景気であることや比較的地元の学生を育てる気概が豊かな土地柄であることが大きい。でも座していればホイホイと広告が集まるわけはなく、今日の午前中は「広告出してください」という電話かけで過ぎ去ってしまった。

大学を名乗ると受話器の向こうの声に艶が出て「就職関係ですか」と聞いてくる。そうではなく広告をお願いする電話だと答えると、声の艶が消えて、とりつくシマがなくなっていく。10件ほどかけて、精神的にくたくたになってしまった。

広告が集まっても実は赤字になることがほぼ確実で、それゆえ毎年学会が地方支部に対して「補助金」を支払う仕掛けになっている。補助金による延命にも近年限界がみえはじめ、いずれ近いうちにこの枠組みでは地方大会の運営ができなくなるから、なんとか経済的に自律しなくてはいけなくて、そのための算段を模索しているけれども、そもそもこの地方大会の幹事が年度ごとに交代するから「昨年と同じやりかた」を踏襲せずにドラスティックに運営方法を変えて黒字化するような英雄はあらわれにくい。そもそも地方大会は必要かという議論は、これは地方大会がなくなると発表する場がなくなるという大学の存在によって無効化される。オチはなし。

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