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2008年8月 4日 (月)

あふぉーだんすっとZ氏は熱く言った

にちようびは東京から名古屋までドライブ。途中3か所で休憩。1回あたりの休憩が平均1時間程度。全部で8時間近くかけて移動。疲れた。
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そういえば、先日アフォーダンスが云々という議論を久し振りに聞いた。いまだにその工学的な魅力がわからない。中村雄二郎「術語集II」にいわく

従来、対象の動きはその変化によって知覚を困難にするものと考えられたが、実は、変化することによって、また変化を通じて、はじめて、対象の変わらざる性質が知覚されることが明らかになった。それだけではない、視覚とは、外部からの情報を受け取る感覚であるにとどまらず、それ自体が運動感覚をともなっていたのである。

これはとても重要というか今では基本的な指摘ではあるけれど。

このように動的な視知覚に対する環境からの働きかけがアフォーダンスである。

といったところで、だからどうなのだろう、と思う。shape from motionだとか固視微動型イメージセンサとか、そういうふうに、運動から対象の形状を復元したり、眼球の微動で明暗の微分演算を実現したりする。特に後者は上記「アフォーダンス」という言い方に近いのかもしれない。でも、仮に後者の話をアフォーダンスという枠組みで眺め直したとしても、それで世界が広がったり違った見え方がするかというと、よくわからん。

これまでに幾人ものひとから「アフォーダンス」について熱く語られたことがあって、そして私はそういう語りにめっぽう弱い方なのに、食指をうごかされたことがない。見事に一回もない。その私のような門外漢から観測される魅力のなさは尋常ではない。一体なにがおこっているのだろう。

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コメント

本来別分野の用語であったものを無理に別の分野でも使おうとすると、
どうしても本来持ってた意味や価値までは引き継げない面があるのかもしれませんね。
言葉のコモディティ化における弊害とでも言いましょうか…。

今生態学の分野でのブームが何なのかは把握しておりませんが、
講義の中でも出てくるようなワードなので、
そちらの分野ではまだメジャーみたいです。

あ、もちろん、アフォーダンスが流行った(?)のは、Webの時代よりもっともっと前なのでしょうが。

kobさん、コメントをありがとうございます。恐れ入ります。

いろいろな分野で、異分野の用語が使われて広まる過程って、どうなってるんでしょうね。

Webの時代には新しい知見はすぐにコモディティ化するのだっ、という薔薇色な台詞を思い出したりしています。コモディティ化する過程で肝心な部分が劣化してるというか。

外界からの影響により、自らの主観だけでは打ち出すことの出来ない結果を得ることができるという言い方をすれば、
ちょっと素敵な感じに…?

生態学とかでよく聞く言葉ですけど、割と哲学的な言葉ですよね。
従来あったものに改めて名前付けてる辺りが特に。

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