モリー先生
余命あと1日と言われたらその一日は何して過ごすかと聞かれて、モリー先生は「普通に起きて、散歩して、友達と食事して…」と答えていた。
無人島の1冊とか1曲とか、余命1日の過ごし方とか、そういう質問をされて真剣に感情移入して考えることができるようになってきたのは、恥ずかしながら最近のことである。
最後の1日に聞きたい曲。無人島に持っていく本。最後の日に一緒に過ごしたい人。過ごしてくれる人。人については妻と子が居て、妻と子しか居ないことに毎回気付く。
本と曲は困る。人類が生み出した最高傑作をお供にしたいけど、正直言って、よく分からん。なんとなく、読みかけの論文を最後まで読まないと落ち着かないから読み出して、最後の貴重な1日をつぶしてしまいそうな気もする。せっかくだからその論文が面白い論文だといいなと思う。あと、そういう過ごし方を許してくれそうな人と最後の日は過ごしたいなと思う。のであった。
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