ぼんさん
マンションの横を歩いていたら、銜え煙草で袈裟を着た年寄りの坊さんが階段を降りてきた。そのまま自転車に乗ると出かけていった。この坊さんには見覚えがある。昨日私が狭い路地を歩いているときに後ろから自転車のベルを鳴らして私を脇に寄らせて、スピードを落とすことなく走り抜けていった坊さんだ。袈裟を着てるだけで糞爺と呼ぶのに抵抗を感じて、でも糞坊主という呼称を思い出してホッとしたりしたのだが。横綱の品行なんかより、こういう坊さんの品行のほうがよっぽど気になるわい。
大徳の糞ひりおはす枯野哉(かれのかな) 蕪村
僧正が野糞遊ばす日傘哉(ひがさかな) 一茶
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