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2008年12月22日 (月)

冒険支援に関する離散集合

池田信夫 blog:イノベーションは技術革新ではない

本書は(中略)イノベーションの本質は技術革新ではないと論じる。(中略)

多くの場合に(製品開発の)ボトルネックになっているのは、技術ではなくマネジメントである。(中略)

重要なのは、経営者が技術の生産者ではなく消費者としてすぐれたサービスを実現することだ。

昔読んだ名エントリを並置してみたりして。

My Life Between Silicon Valley and Japan:直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。

ネット空間で特に顕著だが、日本人は人を褒めない。昨日もLingrイベントで言ったけど、もっと褒めろよ。心の中でいいなと思ったら口に出せ。誰だって、いくつになったって、褒められれば嬉しい。そういう小さなことの積み重ねで、世の中はつまらなくもなり楽しくもなる。「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。

「ある対象の良いところを探す能力」は、優れたマネジメントを実現する上で不可欠ではないかと。「褒める」能力は、ブレーンストーミングの最中でも顕著なように、すぐれたサービスを生み出す過程に不可欠ではないかと。

「新規のサービス」って、思いついたときにはチープだったり突拍子もなかったり、きっと箸にも棒にもな代物なんだろうと思うけど、そういうのを「くだらない」と一刀両断するのではなく、褒めあって批評しあってVCの審査とか社内の予算審査に耐えられるようになるまで研く。そういうプロセスは本来楽しさを相当含有しているはずだし、とても重要なのではないかと。

技術革新が生起する瞬間に立ち会える確率は高くない。ある技術が「革新」であることが認知された瞬間にはネットを介して共有されるのかもしれない。けれども、生起したあとコモディティとなるまでの間にはタイムラグがある。革新的な技術も最初は未完成な状態で世に出ることが多いから。

マネジメントのことは良く知らないけれども、おそらく人材の離散集合はマネジメントの要(かなめ)であろう。革新的な技術の「面白さ」を未完成な状態で見抜き、未完成ながらもその技術を創造した人を褒めて、未完成を完成に近づけるために素早く集合してチームを作って、その技術を磨く。

そういう作業を、当該分野の同業者(=革新を自分で作り出すことが出来なかった人=その技術を作り出した人にある意味敗北した人)が出来ないといけない。

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