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2010年6月22日 (火)

うた

中学生のころ、「月光」とか「春」とかのクラシックの曲が有難がられる理由が分からなかった。月夜とか春とか雨とか、静かにその中に居るのが好きで、それらの曲があたかもBGMを強制するかのようで邪魔であった。

夏目漱石「草枕」の冒頭

住みにくき世から、住みにくき煩いを引きぬいて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。あるいは音楽と彫刻である。

(中略)

喜びの深きとき憂いよいよ深く、楽しみの大いなるほど苦しみも大きい。これを切り離そうとすると身が持てぬ。

…歩きながらここまで考えて、主人公は石につまづく。煩いを引き抜く話と、喜びと憂いが表裏一体という話とがどう結びついたのか、読んでもよく分からない。

昨日、娘から父の日のプレゼントをもらった。kindergartenで作ったもの。その中に、Footprintという詩が引用されていた。先生が生徒全員にその詩の書かれた用紙を配って、そこに子供が絵とか字を描く趣向。詩で不覚にも目頭が。詩では、子供がパパに「もっとゆっくり歩いて」と言う。小さい声や語られない思いが代弁されると胸をうつことがあるもよう。

ほぼ日で「自然と切り離されていない、下半身のある歌」について考えが進んでいるとのこと。楽しみにしている。露悪ではなく、喜びと憂いの表裏一体なことを知った上で、憂いの方を喜びのシルエットのように織り込んだ歌がほしい。歌うことで落ち着ける歌、歌うことで父や子供と繋がれる歌、星の数ほどいる古今東西有名無名のプロフェッショナルたちとつながれる歌がほしい。

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