2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« ナイジェリアでの原油漏れ | トップページ | 移民とかコーランとか »

2010年9月 5日 (日)

焼け野原

変わる小沢、変わらぬ小沢

人々が小沢氏に期待しているのは、民主党としての政策の実現ではなく、政界を「焼け野原」にして組み替えることだろう。

政界が焼け野原になることを期待することは、個々の問題のための具体的な改善法に関心を持たなくなることを意味する。現状を改善するための手続きへの関心を人々が失うことは、現在の政府を大きくすることにしか寄与しない。人々が政策への関心を低下させるとき、現政府が小さくなることはありえない。

フィクションとして、仮に焼け野原にできたとして、そのあとの政界を構成する人材がどこから調達されるのかが不明である。現政界の一部の悪代官をしりぞけるだけで政界が合理的な行動をとりはじめるとも考えにくい。現在の政治家を放逐し、焼け野原になるのを期待した人々が焼け野原に乗り込んで新しい政界を構築したところで、それは政治の素人の集団に過ぎず、総合的にみて現政界より高機能になることは全く期待できない。

現実はリセットできないという手垢にまみれた文言を思い出すまでもなく、政界を現実に焼け野原にすることなどはできない。政界が焼け野原になることを期待する人の数が増えると、国の衰退は加速する。政治家を射殺してまわる青年に同情が集まるような空気が醸成されると、青年将校を担ぎ出す古狸も表れかねない。

« ナイジェリアでの原油漏れ | トップページ | 移民とかコーランとか »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1050625/36552503

この記事へのトラックバック一覧です: 焼け野原:

« ナイジェリアでの原油漏れ | トップページ | 移民とかコーランとか »