Wikileaks US embassy cables
アメリカ外務省と各国のアメリカ大使館の間でやりとりした電報がwikileaksで公開。
Washington's view of world leadersが面白い。各国首脳の評。
Medvedev, officially the senior partner, "plays Robin to Putin's Batman"
とか。秘密だったものを覗けることが面白くないわけがない。ましてや大国アメリカの秘密。ただし、GuardianとかNYTの記事に世界を震撼させる極秘事項が晒されているわけではない模様。むしろ、公電の内容にウィットのようなものが含まれていることが意外で面白く、もちろん米大使館だけが例外であるわけがないので、世界の外交の「現場」が想像以上に人臭いものであることが分かったのが一市民の収穫であった。ただし、外交の息もつかせぬ真剣勝負が一区切りついたあとの報告が公電なのかもしれず、だからこそウィットとかジョークとかが混ざりやすい文書でもあるのかもしれない、とは思う。
プロの外交筋からみるとどうなのだろう。「不用意な言質」の集大成でもあり、曖昧だったからこそ逡巡していた事柄の決定のトリガーとなってもおかしくないように見える。各国反米タカ派は目を皿のようにして国内穏健派を説得する材料を探しているかもしれない。面倒なことしやがってと思っている国は多そう。サウジアラビアとか。
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