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育児

2008年7月20日 (日)

人の息子

わが子と公園で遊んでいると、人の息子やら娘やらとのコミュニケーションの機会が頻繁に発生する。以前は叱ることが難しかった。列に並ばず横入りしたり、人にぶつかっても謝らなかったりする人の息子を叱ることが、最近ようやくできるようになってきた。以前は叱れずに見過ごして、家に帰ってから後悔することが多かった。

先日親子水入らずで、緑地公園で娘とシャボン玉をしていたら、シャボン玉に惹かれて人の息子と娘の2人組みが走ってやってきた。ひとこと「やらせて」と言えばウェルカムだったけど、シャボン玉で遊ぶ娘の眼の前に立ちはだかり、無言で笑って「次はおれの番」な空気を漂わせる。娘より年齢は上で体格も一回り違う。「ずうずうしいガキだな」と咄嗟に思い、そしてそう思ったとたんに底意地を悪くする自分が居る。

意地悪モードになってるときには意地悪全開であり、「貸してくださいと言えば貸してあげるよ」などと人の息子に言い、貸してくださいと言わせてから貸し与えてもその子たちが遊んでる間はシャボン玉が大きくできてもほめたり絡んだりしてあげることもせず、そうして私とのコミュニケーションが不全であることにガッカリしたのであろうその子たちがシャボン玉をやめて無言で帰ろうとするときに呼び止めて「お礼を言ったらどうだ」などと言う。

どこからどうみても、完璧に、嫌な老人である。

園芸農家をしている実家での催事場でゴザを敷いて店を広げて鉢植えを売っているときの出来事。人の息子がやってきて「お金これしかないけど、これください」と鉢植えを指さしてニコヤカに言う。服装は普通で手にはコンビニのビニール袋を下げ、その袋の中には買ったばかりの食料品。わが父は「お金が足りないなら売れん」といって追い返し、それを見た母は「子供なんだし売ってあげればいいのに」と言う。

鉢植えの件は、売らなくて正解なのであろう。シャボン玉の件は一緒に遊んであげるべきだったのであろう。お願いと感謝のセリフをきちんと言わせつつ。

人の息子の「至らない所業」に対して、怒らず、叱り、なおかつその子を受け入れる。そういう、人の息子達とのコミュニケーションは、母親連のほうが一枚も二枚も上である。「板についている」。一方、父親連のそういう事柄に対する経験値は、誠に心もとない。
この心もとなさは、そのまま社会のなんちゃら。

2008年7月13日 (日)

おりがみくらぶ

幼稚園から小学校にかけての子供をもつ(近所の)奥様方で話題のサイト。おりがみくらぶ。種類が多くて、難易度別に分かれていて、なおかつ折り方のアニメーションつき。折り紙のデザインも多数。

折り方のアニメーションは、ひょっとして、自動生成してたりしないかしらん。折り紙の折り方を教示するアニメーションの自動生成法を扱ってる研究室をいくつか知っているけど。…違うかな。

2008年7月 2日 (水)

皆勤賞のシール

園児は出欠手帳を持っていて、毎日幼稚園に行くと手帳のカレンダーにシールを貼ってもらう。見開き一ヶ月で、毎月の最後に、皆勤賞なら大きなシールを貼ってもらって、休んだ日があるとハンコになる。

園児というのは大抵「シール」が好きで、うちの娘も例外ではなくて、毎月の月末のシールを楽しみにしていた。でも年中にあがってからはハンコになることが多い。基本的に毎日幼稚園に行きたくて行きたくて、でも風邪を引いたり熱を出したりして仕方なく休むことが最近多くて、そのせいでシールは貼ってもらえない。そのことを寂しく思っているようだ。

風邪とか病気とかに対する耐性は子供によってまちまちで、本人とか親とかにはいかんともしがたい部分がとても大きい。幼稚園を一回も休まずに皆勤したときのみ貼ってもらえる大きなシールは、貼ってもらえたら「良かったね」でハンコだったら「残念だったね」でおしまいな些細な話なんだけれども、「シールを貼ってもらえるように休まないようにしよー」といった掛け声がかかった瞬間に少し「嫌な制度」に変貌してしまう気がする。

2008年6月15日 (日)

幼稚園父親参観日備忘

  • 父親参観日。幼稚園の出入口に、守衛とパトカー。昨年までパトカーはなかったのだけれども。夏祭りが中止になったことと関係ありそう。幼稚園でのお祭りのたびに、パトカーが来る。今年だけではなく、来年も再来年も、ずっと後まで警察が来なければならないのだろうか。警察を必要とするほど我々の子供に敵意をもってる輩が幼稚園の近くにいるのだろうか。
  • ♪おてらのおしょさんが…の歌が、自分の知ってるバージョンより長かった

お寺の 和尚さんが
かぼちゃの 種をまきました
芽が出て ふくらんで
花が咲いて 枯れちゃって
忍術使って 空飛んで
東京タワーに ぶつかって
カミナリ鳴って じゃんけんぽん

~花が咲いて、じゃんけんぽん だったと思っていた。「忍術使って」ときたら、続けて、空を飛ぶことも湖の水を飲み干すことも できる。素晴らしい。

  • 娘がカナブンの死骸を見て、「あ、虫さんが死んでる」と言った。娘の口から「死」の単語を聞いたのは、はじめてだ。そうか、登場人物が死ぬ童話を聞かても、大丈夫になりつつあるのかもしれない。